坂道を登って樹林帯を抜けると稜線にでたかんじがして、しばらくいくと雨が池。文字どおり、雨が降ると水が溜まる。そして植生が変わる。
先ず紫の花が目をひくのがマツムシソウ。見た目はちがうのでマツムシが鳴くころに咲くからというのが名前の由来だろう。皮膚病に効くらしいが試してみたことはない。やはり全国的に減少。
つぎがヤマラッキョウ。見た目がいかにもネギの仲間。酢味噌で食べられるらしい。おいしそう。
雨が池をしばらくいくと、眼下に坊がツルが見えてくる。高度を下げると、高原というか湿原というかススキ原が広がる。
ここもラムサール条約登録湿地だ。空がすかっとぬけて広がっているので気持ちがいい。中央部を鳴子川が流れ、スガモリ越方面に法華院温泉がある。
名前のとおり、温泉に入れる。山登りのあとの温泉は最高。いまは人数制限があり、風呂場の外で渋滞がおき密になっている。なんのこっちゃら。
入浴後は坊がツルでキャンプ。色とりどりのテントがお花畑のようだ。前日の台風の影響で地面がすこし濡れている。
トイレに近すぎず、水場から遠すぎず、あまりうるさそうでないところを探す。よしここだ!と思ったら、近くにグループがいて失敗した。ま、それも思い出だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿