2018年2月28日水曜日

生活困窮者援助団体との懇談会


(樹影@上福根山)

 月曜日は,生活困窮者の相談・援助をおこなっている外部団体との懇談会・懇親会でした。

 当事務所の弁護士8人と,相手方団体の役員2名,相談員4名の計14人の会合でした。当事務所の紹介,相手方団体の紹介,同相談・支援事業の紹介ののち,質疑・応答がありました。相手方団体,その事業の理解が深まり,今後の連携の深まりを確信することができました。

 日常業務だけをおこなっていると,裁判所のロジック,業界の慣例等にからめとられて,どうしても外部の利用者・消費者目線が忘れられがちです。こうして外部の方々と意見交換することにより,われわれの独善性やいびつな見方を教えられ,矯正することができます。

 わが事務所は地域に根ざし,より利用者本位のサービスを提供しようと,あらためて決意しました。

2018年2月27日火曜日

フクジュソウをたずねて



 ことしもフクジュソウをたずねました。
 いつものお仲間で,熊本県の南にある五木の仰烏帽子岳,五家莊の上福根山に登りました。
 早春の恒例行事になっています。

 五木は,♪おどまぼんぎりぼんぎり~五木の子守歌の。五家莊は平家の隠れ里といわれ,いずれも山深い,すばらしいところです。宿泊は,五家荘の佐倉荘。鹿や山菜料理が絶品。

 フクジュソウは,いわゆるスプリング・エフェメラルの典型。早春,いまだ落葉樹が葉を落としている短い間に花を咲かせて,命をつなぎます。
 あちこちに咲く黄色い花が可憐で,癒されました。
 ことしは雪が残っていて,盛りはいまからな感じでした。

 みなさんにも,福と寿のおすそわけです。
 来年もまた元気に登れることを祈りつつ。

2018年2月26日月曜日

顧問先交流会


(フクジュソウ@仰烏帽子)

 先週金曜は,ちくし法律事務所の顧問先交流会@ロイヤルチェスターでした。
 
 ひごろお世話になっている顧問先のみなさまにお集まりいただき,わが事務所と顧問先のみなさま,あるいは,顧問先のみなさまどうしの交流をはかりました。

 音楽演奏などの出し物はなし。すべて参加者のトークだけの会でした(一部,向井弁護士が顧客の注文で歌いましたが)。参会者のあたたかい激励もありがたかったですし,事務局のメッセージもとてもよく練られたすばらしいものでした。

 当初緊張気味にはじまった会もお開きのころには和やかな雰囲気になりました。わが事務所とみなさまの絆がますます深まったと感じました。参会者のみなさまからはとても良かったと誉めていただきました。

 わたくしは結びのあいさつ担当だったので,最後まで緊張がとけませんでした。下記のむすびのあいさつを貼り付けておきます。

 (結びのごあいさつ)
 1 みなさま,本日はお忙しい中,まことにありがとうございました。
  事務所を代表して心より御礼申しあげます。
  顧問弁護士とどうつきあったらよいのか?他社はどのようにつきあっているのか?そのようなお悩みをお持ちの方もおられたのではないでしょうか?
  きょうの集いがそのようなお悩み解消の一助になったのであれば幸いです。

2 わが事務所とみなさまとのお付き合いはさまざまです。
 ① まずは,裁判をおこさなければならない,訴えられたからということでご相談,ご依頼に来られていると思います。あるいは,家族や知人・友人や取引先が弁護士を探しているのでご紹介いただくということもあると思います。
  法律の専門家ということで,従業員共育や,顧客向けにおこなれている法律セミナーの講師にも,呼んでいただいたりもします。
  ここまでは,顧問弁護士としてベーシックなおつきあいといえるかと思います。
 ② しかしながら,われわれの仕事は,裁判関係にとどまりません。行政の審議会,研究機関の生命倫理審査会,法律上の要請による公平委員会などの外部委員もつとめています。
  弁護士は,正義・公平,公正な手続や適正な手続などの専門家でもあり,複数の意見の対立を調整することにも通じているからです。
 ③ 弁護士はまた,仕事がら日々,ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを鍛えていて,いわゆるコンセプチュアル・スキルに秀でています。そのため,経営上のご相談をしていただいたり,企業の経営会議などにも呼んでいただいたりもしています。
  われわれをとりまく社会経済情勢はめまぐるしく変化しています。みなさまの事業においても,日々あらたな経営課題が浮上していることでしょう。新しい経営課題を解決するには,新しいモノの見方,考えかたで臨まなければなりません。
  一度,われわれにも相談してみてください。
 ④ さらに,ときには,みなさまがたの人生相談にも乗っています。
  弁護士は口が堅いですし,不倫や離婚といった修羅場を毎日のように踏んでいますから,相談あいてとして不足はないはずです。

3 逆に,われわれのほうの経営や人生の問題について相談に乗っていただいている諸先輩もこの場にはおられます。われわれも経営者であり,人間です。日々,悩みはつきません。そんなときは是非,われわれのほうの相談にも乗っていただきたいと思います。

4 顧問とは,顧みて問うと書きます。難しい問題に直面したら,ふりかえって,われわれに相談してみてください。きっとよりよい答えが見つかると思います。
  今後とも,よりよいお付き合いを,心よりお願いして結びのご挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
                             以上

2018年2月15日木曜日

ナイスな打ち返し


(燕岳東面)

 きのうは民事裁判の証人尋問だった。
 事案は,遺産預金のなかから故人の生前の治療費を精算したところ,その精算は認めないとして,同金員の返還を求められたもの。つまり,こちら側が被告事件である(よく誤解があるが,民事の被告は訴えられた側という以上の意味はない。刑事事件のような容疑を受けているのとはちがう。)。

 原告2人,被告2人の4人の尋問で計4時間の長丁場だった。
 被告のうち1人はアラ70の女性。
 尋問前から,頭がまっしろになって立ち往生したらどうしようと本人も心配し,当職もあやぶんでいた。

 ところが,フタをあけてみると,案ずるより産むがやすし。当職の主尋問に対してしっかりした供述をされた。

 問題は,つづいておこなわれる相手方弁護士による反対尋問。
 これまたしっかりした受け答え。事前の心配がなんだったのかと思える充実の時間だった。

 原告側の主張の要点は,上記治療費は,故人によってすでに精算されていたのではないかということ。関連して,当方が立て替えた金員の出所も争点となった。

 その出所の一部がタンス預金だという当方の主張・供述に対し,相手方弁護士から追求がおこなわれた。

 相弁:いったいそのタンス預金はどこに保管していたのですか?
 当方:夫にわからないところに保管していました。
 相弁:だから,それは具体的にはどこですか?
 当方:いやです。それは教えられません。
 相弁:いや,答えてください。
 当方:藏です。
 相弁:・・・・。
 当方:冗談です。
 (法廷内,爆笑)

 30年以上弁護士をし,100回以上は証人尋問をしている。けれども,これほどナイスな打ち返しははじめて。
 このような顧客のサポートをすることができて誇りに思った。

 次回までに裁判所から和解案が示される予定である。
 結果はどうあれ,当職の尋問については,顧客さまにはたいそう満足していただいた。
 つかれたけれど,充実の1日であった。

2018年2月13日火曜日

ボードゲーム研究会


         (合戦沢の頭から槍ヶ岳)
  
 事務所の有志で,ボードゲーム研究会をたちあげました。
 略してボー研です。
 研究会といっても,ゲームを楽しむだけの同好会です。

 仕事が終わってから,店屋もので夕食をしてメンバー4~5人でゲームをやります。
 まずは「カルカソンヌ」をやりました。
 ざっくり言って,陣取りゲームです。
 1回目はルールを覚えるのがやっとのことでした。
 2回目は近日開催予定です。

 ボードゲームは隠れたブームらしい。
 たしかに大人でも楽しめるし,ワクワクします。

 産休中の事務局から『放課後さいころ倶楽部』というマンガがあることをききました。さっそく読んでみました。高校生女子が友だちたちとボードゲームをはじめる話です。まさに,という感じ。さっそく購入して,ボー研の教科書にしました。

 子どものころからボードゲームは大好きでした。子育て中は子どもたちと毎晩のようにやりました。なんにでも夢中になりやすい性分です。
 他のゲームにも手をひろげて,ずっと続けられるといいなぁと思います。

 ビジョナリーカンパニー(同友会,神戸全研)


 先週の木・金曜は,神戸で中小企業家同友会の全国研究集会でした。
 1日目は分科会,2日目は全体会でした。

 分科会は広島同友会が主催する「ビジョン経営に基づく終身雇用と人材育成」。

 同友会では,経営理念を中心とする計画経営を推奨してきました。近時,経営理念のつぎに10年ビジョンを策定することを推奨するようになっています。

 人が生き甲斐,働きがいをもって生き生きと働くには,ワクワクするようなビジョンが必要だと思います。もちろん給与や働きやすい職場環境も必要です。しかしながら,将来に対する夢や希望がなくては毎日が味気なくなってしまいます。

 わくわくするような10年後の姿を描いていきたいと思いました。

2018年2月1日木曜日

 意味・意義ある人生を生きるために(中小企業家同友会役員研修大学)


         (燕岳・合戦尾根から雪麗)

 きのうは中小企業家同友会の役員研修大学第5講でした。
 わたくし浦田がその報告者をつとめました。
 昨年4月まで,同友会筑紫支部の支部長をつとめたので,その経験と学びの報告でした。

 同友会はたくさんの活動をしています。私はその活動のひとつひとつについて意義や意味を確かめることの重要性を話しました。いつもやっていることだからとか,誰かから命じられたからとかいう浅い理由でやるのでは意味がないし効果もうすいものです。

 意味・意義を見出すことの重要性について,4人の石工の比喩があります。石工になぜ作業をしているのか尋ねると,1人目は,お金を稼ぐためと答えました。2人目は,腕のいい職人になるためと答えました。3人目は,大聖堂を建てるためと答えました。4人目は,みんなの心のよりどころをつくるためと答えました。さて,どの石工の作業が意味がある仕事,意義がある仕事でしょうか?やることは同じなのに,本人の捉え方の深浅しだいで,こうも意味・意義が変わってしまいます。

 われわれの仕事も同じでしょう。同友会活動も同じはずです。もっと言えば,人生そのものも,意味にみちた意義おおき人生のほうが幸せに違いありません。

 どれだけの方にどれだけ理解していただいたかは分かりません。が,少なくとも,私にとって学びおおい,意義ある時間であったことは間違いありません。