2018年2月26日月曜日

顧問先交流会


(フクジュソウ@仰烏帽子)

 先週金曜は,ちくし法律事務所の顧問先交流会@ロイヤルチェスターでした。
 
 ひごろお世話になっている顧問先のみなさまにお集まりいただき,わが事務所と顧問先のみなさま,あるいは,顧問先のみなさまどうしの交流をはかりました。

 音楽演奏などの出し物はなし。すべて参加者のトークだけの会でした(一部,向井弁護士が顧客の注文で歌いましたが)。参会者のあたたかい激励もありがたかったですし,事務局のメッセージもとてもよく練られたすばらしいものでした。

 当初緊張気味にはじまった会もお開きのころには和やかな雰囲気になりました。わが事務所とみなさまの絆がますます深まったと感じました。参会者のみなさまからはとても良かったと誉めていただきました。

 わたくしは結びのあいさつ担当だったので,最後まで緊張がとけませんでした。下記のむすびのあいさつを貼り付けておきます。

 (結びのごあいさつ)
 1 みなさま,本日はお忙しい中,まことにありがとうございました。
  事務所を代表して心より御礼申しあげます。
  顧問弁護士とどうつきあったらよいのか?他社はどのようにつきあっているのか?そのようなお悩みをお持ちの方もおられたのではないでしょうか?
  きょうの集いがそのようなお悩み解消の一助になったのであれば幸いです。

2 わが事務所とみなさまとのお付き合いはさまざまです。
 ① まずは,裁判をおこさなければならない,訴えられたからということでご相談,ご依頼に来られていると思います。あるいは,家族や知人・友人や取引先が弁護士を探しているのでご紹介いただくということもあると思います。
  法律の専門家ということで,従業員共育や,顧客向けにおこなれている法律セミナーの講師にも,呼んでいただいたりもします。
  ここまでは,顧問弁護士としてベーシックなおつきあいといえるかと思います。
 ② しかしながら,われわれの仕事は,裁判関係にとどまりません。行政の審議会,研究機関の生命倫理審査会,法律上の要請による公平委員会などの外部委員もつとめています。
  弁護士は,正義・公平,公正な手続や適正な手続などの専門家でもあり,複数の意見の対立を調整することにも通じているからです。
 ③ 弁護士はまた,仕事がら日々,ロジカルシンキングやクリティカルシンキングを鍛えていて,いわゆるコンセプチュアル・スキルに秀でています。そのため,経営上のご相談をしていただいたり,企業の経営会議などにも呼んでいただいたりもしています。
  われわれをとりまく社会経済情勢はめまぐるしく変化しています。みなさまの事業においても,日々あらたな経営課題が浮上していることでしょう。新しい経営課題を解決するには,新しいモノの見方,考えかたで臨まなければなりません。
  一度,われわれにも相談してみてください。
 ④ さらに,ときには,みなさまがたの人生相談にも乗っています。
  弁護士は口が堅いですし,不倫や離婚といった修羅場を毎日のように踏んでいますから,相談あいてとして不足はないはずです。

3 逆に,われわれのほうの経営や人生の問題について相談に乗っていただいている諸先輩もこの場にはおられます。われわれも経営者であり,人間です。日々,悩みはつきません。そんなときは是非,われわれのほうの相談にも乗っていただきたいと思います。

4 顧問とは,顧みて問うと書きます。難しい問題に直面したら,ふりかえって,われわれに相談してみてください。きっとよりよい答えが見つかると思います。
  今後とも,よりよいお付き合いを,心よりお願いして結びのご挨拶とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
                             以上

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