剣道には、「交剣知愛」という言葉があります。
剣道を通じて互いを知り、広く付き合い、成長しましょうみたいな意味です。
小さい頃からずっと剣道をしてきた私も、中学、高校の頃は、地元で、自分の道場だけでなく、色々な道場や稽古会に、自転車で防具をかついで乗り込んでいったものです。
どこに行っても、来る者拒まずという感じで、稽古させてくれます。
当たり前のように思っていましたが、よく考えると、野球やサッカーなど他のスポーツで、他チームの練習にとびこみ参加するなんてことは、まずありません。
そういう意味では、剣道の「交剣知愛」文化は、なかなかよいものです。
ちなみに、私は現在、剣道五段です。
剣道は、級を除けば、初段から八段まであります。
六段以降は、錬士、教士、範士という称号もあります。
ですので、範士八段が最高位、ということになります。
弁護士になってからは、剣道を再開すると言いながら、コロナだなんだと、ずっと「やるやる詐欺」をしてきました。
準備だけは万全だったのですが・・・。
ちくし法律事務所ブログ: 剣道再開の準備は万全? (chikushi-lo.jp)
ということで、この前、初めて、筑紫地域のとある稽古会に参加してきました。
アポなし突撃だったのですが、稽古に入れてもらえました。
まあ体が動かないのなんのって苦笑。せめて月1回くらいは、これから続けていこうかなと思いました。
そう思っていると、稽古会に来ておられた先生から、
「あなた五段?週2回は稽古せんと六段は受からんよ。いついつにもどこどこで稽古会があるからそちらにもぜひ。」とのこと。
先生、交剣知愛が過ぎますよ~。(たぶん)業界初の範士八段弁護士めざして頑張ります・・・。
富永
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