2010年12月23日木曜日

 修験の山~宝満の祈り~


               (役の行者/愛嶽神社)
 役の行者(役小角)は、飛鳥時代から奈良時代の呪術者
 修験道の開祖とされています。

 「南総里見八犬伝」にも登場
 時代がかなりちがうのですが、そこは呪術で「えい、やっ」と。

 修験道は、霊山に分け入り厳しい修行を行い
 超自然的な能力・悟りを得ようとします。

 行者ならずとも、山に登れば誰しも
 山の雄大さや厳しい自然に圧倒され、恐れ敬う感情が生じます。

 宝満山はかつて修験道の霊場として栄えましたが
 現在は遺跡が残るのみ。
 (ときに、行者さんと出会うことはあります)

 「ノルウェイの森」の「阿美寮」があるとされる場所にも
 大悲山・峰定寺という修験の山があるようです。
 

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