2010年12月15日水曜日

 有明海訴訟上告断念


      (神々しい自然の美しさ
       日が傾くなか、背振山から有明海を臨む。
       手前は佐賀平野、左端は筑後川河口
       有明海の対岸左は雲仙岳)

 朝日新聞の一面トップが、菅直人首相が有明海訴訟について
 最高裁への上告を断念する方針を固めたと報じています。
 (ネットのニュースではそこまでは報じられていませんが)

 賛成。歓迎。

 福岡高裁判決後の農水省方針は潮受堤防を段階的に開門するものの
 裁判は上告すると報じられていました。

 しかしこれはおかしい。
 農水省のメンツを守るためだけに上告するとしか思えません。

 大型訴訟ではこれに関与する国側の役人の数は数十人に
 ほんとうにあれだけの人数が必要かいつも疑問に思います。

 一般に被害者側は手弁当ですが、彼らは当然国費支給
 農水省のメンツをまもるのに、われわれの税金をつかうのは反対。

 などとスケールの小さな話はこれくらいにして
 菅直人首相には、有明海の自然を守る大切さを
 大所高所から判断してほしいと思います。
 (背振山頂から判断したいというのであれば、いつでもお伴します)
 

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