カムカムはいま3代目・川栄李奈が活躍中、そろそろ終結かと思われる。
主題歌はAIの「アルデバラン」。アルデバランは牡牛座のα星、冬のダイアモンドを構成する。歌詞の冒頭はこう。
♪君と私は仲良くなれるかな
この世界が終わるその前に・・・
カムカムは日常的ドラマの流れのなかに、突然異質なものが挿入されて面食らう。「暗闇でしか見えぬものがある。暗闇でしか聞こえぬ歌がある。」以前紹介した時代劇シーンなどがそうだ。
川栄李奈になってからは「およげたいやきくん」や『サラダ記念日』など、ときどきの流行歌や流行したセリフを使って昭和という時代とその流れを感じさせてくれる。
なかでもこれはと思ったのがノストラダムスの大予言。「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる」。あったあった、あったね~。
その後の展開で川栄は恋人の五十嵐と別れる展開に。時代劇が廃れ、食えなくなったからだ。あれれ。「アルデバラン」の歌詞どおりではないか。
そう思っていたら、ロシアによるウクライナ侵略。プーチンによる核兵器威嚇。NATOや欧米各国とロシアによる全面戦争になりかねない事態に。・・・。
俄然、歌詞の重みが増している。SMAPの「Triangle」も最注目されている。
先輩時代劇俳優が五十嵐に贈った言葉が沁みる。
どこで何をして生きようと
お前が鍛錬し培い身につけたものはお前のもの
決して奪われることのないもの
一生の宝とせよ。
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