コップの水理論ってありますよね。
「コップに半分入っている」と考えるのか、
「コップが半分空である」と考えるのか、
同じことだけど、とらえ方が違う、というやつ。
弁護士会には色々な登録名簿があります。
後見や破産で裁判所から仕事を頼まれる人の名簿とか、刑事事件がいっぱい回ってくる人の名簿とか。
「労働法律相談」、「犯罪被害者電話相談」というように、分野を絞った法律相談の担当者名簿などもあります。
それぞれ、研修を受けて、種々の名簿に登録されることになります。
法律相談名簿に登録されると、担当日が割り当てられて、法律相談センターや法テラス、市役所などに出張して法律相談をすることもあります。
担当日の都合がつかなければ、名簿登録している弁護士同士で交代することになります。
先日、とある研修を受けて、とある法律相談名簿に登録されました。
みると弁護士が40人くらい。
えーっ、たった40人で回してるの!と思いましたが、そこはコップの水理論。
福岡に弁護士1400人ありといえども、1360人は登録していない、選ばれし法律相談、と思うことにしました。
ところが、割り当てられた担当日が、別の名簿の担当日にかさなっています。交代してくれる弁護士を探すことになりましたが、そこは40人の弁護士名簿。しかも、私のような若造が知っている人となるとさらに限られます。
現在進行形で、交代してくれる弁護士を探していますが、今、5連敗中。
やっぱりコップの水は半分しか入っていなかった、と嘆きたくなる今日この頃でした。
富永
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