2022年1月30日日曜日

附子(ぶす)のお話

 

「附子(ぶす)という毒が入っているから、絶対に近づかないように・・・」


さて、ご相談のご予約をいただきましたので、本日は休日出勤。

コロナ禍になってから、ご相談時のお飲み物の提供は控えていますが、自分の休憩用に2リットルペットのお茶を買って事務所に行きました。


が、結局、飲まず。


事務所の冷蔵庫に入れておくことにしましたが、ここで問題が発生。

誰のか分からん。


名前を書いておけばよいのですが、それでは面白くない。関西人の血が許さない。

そこで、こんな感じにしておきました。



これなら誰も飲むまい。


と、ここまで書いて思い出したのが、狂言の「附子(ぶす)」というお話。


主人が2人に留守番を言いつける際、桶の中身の砂糖を勝手に食べられないように、「附子(ぶす)という毒が入っているから絶対に近づかないように。」と言って出かけていきます。しかし、中身が砂糖だと気付いた2人は・・・というお話。一休さんでもありますよね。


狂言の附子(ぶす)は中身が砂糖ですから、そこまでしてお茶を飲もうとする人はいないと思いますけど。

というか、狂言ですから、こっちのお茶は飲んでよいですか、イエスか、ノーか、と聞かれれば、


能(ノー)ではない。


富永

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