2012年12月20日木曜日
Eureka!
パソコンとかネットとかいうとたいそうだが
ブログの正体は絵日記である。
三日坊主の魔の手から
のがれられるわけではない。
本ブログも
例外ではない。
ときどき,いや,ひんぱんに
やめたくなる。
あ~今週いっぱいにしょう,
今月いっぱいにしよう,みたいな。
すると
まか不思議。
Mother Maryが
ボクのもとに来てくれるんですねぇ。
女性の読者が「読んでますよ。」とか
「面白いですね」とか言ってくれる。
これは励みになる。
よし,また明日もがんばろう,と。
(もちろん,男性の読者からも
声かけはあります。)
ときには「間違ってるわよ。」
といわれることもある。
これも
ウエルカム。
「読んでますよ。頑張ってね。」と
素直にいえない女性なんだなと善解する。
(「善解する」とは,法曹用語で
「わかりにくいけど,よきにはからうぞよ」という意味)
きのうの記事にも
ご指摘をもらった。
つーことで
あれこれ考え,調べてみた。
そうか!ユレイカ!
わかったぞ。
という部分。
さて,どこが問題でしょう?
「間違ってますよ。」とは言わず,婉曲に
「『ユリイカ』という雑誌とおなじ意味?」と訊かれた。
ボクもアホだから
上から,こう答えた。
「そう。ギリシャ語。
アルキメデスの言葉
黄金の王冠の体積を量る方法を
思いついたとき,こう叫んだらしい。
風呂場で叫んで
興奮のあまり裸で通りを走ったらしいよ。」
この黄金の王冠のエピソードは
こうだ。
王様が神殿に奉納するために
黄金で王冠をつくらせた。
王冠製作職人が銀の混ぜ物をして
ごまかしたという疑惑が浮上した。
王はアルキメデスに
その調査を依頼した。
密度を調べればよいが
それには体積を求める必要がある。
体積を簡単に求めるには
長方形に成形しなおさなければならない。
そうすると
王冠を壊して溶かすことになる。
それじゃいけないので
他の方法で体積を求める必要があった。
アルキメデスは,この問題の解決法を
入浴中にひらめいた。
浴槽に入ると
水面が高くなる。
王冠を水に沈めれば同じ体積分水面が上昇し
容易に体積を測ることができる。
王冠の重量をこの体積で除すれば
密度が求められる。
もし比重が軽い安物の金属を混ぜていれば
密度は同じ体積の純金より低い。
アルキメデスは,この方法により
王冠に銀が混ざっていることを示した。
ユリイカとユレイカのちがいは
ローガンがレーガン大統領になったようなもんじゃね?
ほんとうにそうか?
気になって,調べてみた。
アルキメデスが叫んだのは
「Eureka」。
古典ギリシャ語で
「私は見つけた」「わかったぞ」というほどの意味。
古典ギリシャ語では,ヘウレーカ、ヘーウレーカ
現代ギリシア語では,エーヴリカ。
英語では,ユリーカ、ユーリーカ、ユアリーカ
日本語では,ユーレカ、ユーリカ、ユリカ、ユリイカなど。
ん?
どこにも「ユレイカ」という表記がない。
どうも
「ユーレカ」と「ユリイカ」をチャンポンにしていたようだ。
ゴメン
間違い。
慎んでお詫びもうしあげます。
きのうのブログは訂正させてもらいました。
調べている途中
さらに気になる事実が判明。
…というところで時間切れ
つづきはまた。
(ちなみに,『ユリイカ』は青土社から刊行されている月刊誌
詩および批評を中心に文学,思想などを広く扱う芸術総合誌。)
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