春日大社からは長い長い表参道をくだった。途中、左右に萬葉植物園、鹿園や奈良国立博物館などが手招きしていたが、時間の都合で立ち寄ることはできなかった。
国宝館。千手観音菩薩(国宝)を中心に、阿修羅像を中心とする八部衆(国宝)、十大弟子(国宝)、金剛力士(国宝)、天燈鬼・竜燈鬼(国宝)、白鳳期の仏頭(国宝)など。きら星のごとく、国宝が並んでいる。
緊那羅像(きんならぞう)などは、右腕の乾漆が脱落して支柱が露出してしまっている。乾漆像の構造がよく分かる。
この日は、平日、大雪予報だったこともあり、館内はすいていた。阿修羅像が一人で九州国立博物館までご来遊されたときに長蛇の列であったことを思うと、まるで夢のようだ。
拝観後は奈良ホテルへ。辰野金吾らの設計。辰野は東京駅丸の内駅舎、武雄温泉楼門なども手がけている。
ホテルは奈良大宮ロータリークラブの例会場である。今回は奈良県コンベンションセンター及びマリオットホテルが会場となったが、いつもの周年行事はここで行われている。ご縁なので、ここで昼食をして散会に。
0 件のコメント:
コメントを投稿