2011年10月3日月曜日

 「日本人なら知っておきたい日本文学」



 この間まで暑い暑いと思っていたら
 いつのまにやら季節がめぐっていたという感じ。

 大雪山が紅葉したとか、岩手山が初冠雪したとか
 毎日のように、秋が深まっていきます。

 さて山ばかり登ってないで
 読書の秋、芸術の秋も楽しまないと。

 でも時間がないという方にお奨めの一冊が
 これ。

 蛇蔵&海野凪子さんによる
 「日本人なら知っておきたい日本文学」。

 漫画なので
 さっと読めます。

 「ヤマトタケルから兼好まで
 人物で読む古典」というわけです。

 ほかに清少納言、紫式部、藤原道長、安倍晴明
 源頼光、管原孝標女、鴨長明が登場。

 みなさんは
 誰のファンですか?

 作者はどうやら
 管原孝標女のファンのよう。

 やはり好きこそものの上手なれなのか
 これがめっぽうおもしろい。

 管原孝標女が源氏オタクということは学校で習いますが
 管原道真の子孫だということは初めて知りました。

 太宰府天満宮のおひざもとで生活するわれらとしては
 これは知っておかなければ。

 学問に名高い管原家なのに、父親の天然ボケぶりは笑えます。
 義母もそうとう。姉も「不思議ちゃん」。

 4人の漫才で
 4人ともボケキャラみたいなもんです。

 しかたないので
 場外から作者がしきりにつっこみをいれています。

 これがまた絶品
 本文よりつっこみのほうがおもしろい。

 かくて、あっというまに読み終わり
 続きがまたれるわけですが

 乄のお話は「堤中納言物語」の
 〈虫めづる姫君〉。

 「気になる続きは二巻で!!」
 というすごい終わり方をするのに続かないという、すごい話。

 この続きが気になって生まれたのが
 宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」らしい(ほんとうか?)。

 これが一番のトリビアでした。

 モノは二人でわかちあうと半分になるけど
 本を読んだ感動は2倍にも3倍にもなります。

 秋の夜長
 誰かと感動をわかちあいたいなぁ~。
 

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