離婚にいたる難路
さいきん離婚事件が2件解決しました。
どちらも子どもが2人いるケースです。
1件はまだ小・中学生
1件はもう成人されています。
離婚事件では、離婚するかどうかのほか
親権、面接交渉の決め方がむずかしい。
それまでの共同体をできるだけ動揺させないよう
わかれるのが子どものためになります。
でも最愛の伴侶を離婚により失うという事態は
自己のアイデンティティを根本から動揺させる悲劇。
心のなか、頭のなかでは、正負の感情がたえず渦巻き
子どもたちの運命も小舟のごとく翻弄されます。
こんかいは両親とも子どものことを最優先させ
円満な妥結をはかってくれました。
あとは財産分与、慰謝料、養育費などお金の問題
これらは子どもの問題とちがって調整がしやすい。
もちろん、配偶者の職業、地位、性格などによっては
もめることもあります。
子どもの問題で譲歩したことが
思わずお金の問題となって噴出することもあります。
そのような難路をとおって
なんとか目的地に着くことができました。
弁護士としてできることはここまで。
あらたな幸せを是非つかんでほしいと願っています。
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