事務所研修旅行（４）札幌

 

　最終日は早朝、ホテルから歩いて中島公園、テレビ塔、時計台、旧道庁を散策。時計台は、はりまや橋、オランダ坂とならび日本三大ガッカリのひとつとされているが、なかなかよいと思う。非難される原因は、観光客を誘致するためにイメージ戦略として事前にハードルをあげすぎているがゆえではなかろうか。

　札幌は都市計画により碁盤の目のようになっているので、いまどのへんを歩いているかすぐに分かる。自分の歩行速度だとギリギリ信号が変わってしまうので、間に合うようにするために最後はいつも小走りになってしまう。朝からよい運動だ。

　飛行機の時間まで札幌市内観光。先ほどの市内名所のほか、札幌駅、知事公舎をバスの車窓からながめて北海道神宮へ。広い敷地に自然林が広がっている。

　さわやか自然百景だったかで野生のエゾリスがいることを知っていたので、団体行動そっちのけで探し回った。なかなか見つからず、集合時間となった。もう無理か、帰ろうと思った瞬間、樹幹を黒い影が。やった～。でも動きがはやく、あまり鮮明な写真はとれなかった。

事務所研修旅行（３）旭山動物園

 

　
　この日締めのスポットは旭山動物園。旭川は５回訪れているが、同友会の会議と大雪山登山のためで、旭山動物園は初めてである。

　日本最北の動物園。園内の一貫したテーマは『伝えるのは命』。

　動物の自然な生態がみられる行動展示を実施して一躍有名になった。動物の自然な生態であるから、藪の中でお昼寝中の連中もすくなくない。それも命である。

　２０２２年の統計で１１６万人の入場者数、上野動物園、名古屋東山動物園、天王寺動物園についで４位。旭川の位置に照らすと、素晴らしい数字である。

　福岡市立動物園もリニューアルされたが、旭山に学んだところは大きかったと思う。狭く汚らしい檻に閉じ込められて疲弊してます～ふうの動物は減ったように思う。

　１１月３０日からは待ちに待ったアジアゾウの一般公開がはじまった。人が少し減ったころを見はからって是非とも見学にいきたい。