(右手、百間石垣)
はや師走。ことしの秋は短かった。きもちのよい時期はごくわずかで、いきなり冬になってしまった。そんなわずかな秋をもとめて四王寺山の紅葉探勝。
四王寺山は太宰府市、大野城市、宇美町の3つの自治体にまたがって存在する。4つの山から成り、最高峰は大城山、標高410メートル。休日にリフレッシュするにはちょうどよい散策コースになっている。紅葉の時期はとりわけ。
四王寺山はお鉢状になっているため、お鉢の縁をぐるりと周回することができる。登って周回して下山、ぜんぶで3時間くらいだろうか。
心配ない、歩かずとも登れる。山の中央を林道が貫通しているので、それで稜線にある焼米ヶ原出ることができるから。
紅葉観賞もしかり。かならずしも登る必要はない。四王寺山の紅葉を楽しむところは主に2カ所。まずは宇美町側、百間石垣あたりから鮎返りの滝を経て悠久の森あたりまで。
京都嵐山のように全山紅葉というわけにはいかないが、なかなかに見応えがある。京都とちがい、行きかう人もまばらである。なかなかよい。
さいきん、四王寺山で鹿を目撃した人がいるという。ここで紅葉踏み分け鳴く鹿の声でも聴ければ最高なのだが。
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