2022年12月2日金曜日

加齢にも負けず、コロナにも負けず

 
 きのうは人間ドックだった。健康診断にはあまり行きたくない。血を抜かれたり、バリウム(プラス下剤)と発泡剤を飲まされたうえゲップをするなと言われたり、検査台上でグルグルまわされたり逆さまにされたり、まるで拷問だ。健康な体も不健康になりそう。健康診断にかかる結構お高い費用を使って山に登ったほうがよほど健康によさそうだ。

今回、大学ゼミのときの後輩から、自分が癌になったので先輩も気をつけたほうがいいですよと言われた。虫の知らせかもと思い、5年ぶりに受診を決意した。

5年前と比べると、血圧や中性脂肪値が基準値を(すこしであるが)超えて不健康になっていた。加齢にくわえ、コロナの影響で運動量が落ちていたことが原因と思われる。以前なら、必ず階段を使っていたところも、コロナ後はなんとなく日和ってエレベーターなどに頼っていた。

検診のむすびに女医さんの総評。心配するほどの数字ではないものの、今後、塩分控えめの食事と適度の運動に気をつけるよう指導された。

週に1度程度は山歩きをしているので、運動不足を指摘されることはないと高を括っていた。しかし、運動不足を指導されるとは。とほほ。

そもそも、運動不足であることは、2週間ほどまえに問診票が送られてきた時点で分かっていた。

毎日1時間程度歩いていますか?→いいえ。

週2回30分以上汗をかくような運動をしていますか?→いいえ。

30分以上汗をかくとなると、ジムに通うか、走るかだ。ウイークデーに仕事をさぼって山に行くわけにはいかない。結果、汗をかくような運動もしていない。などと回答していると、どうも必要な運動が足りていないようだ。あせった。

問診票が届いてからは、毎朝のラジオ体操をはじめ、通勤の行き帰りに一駅分歩くようにした。それでも一日60分には足りない。

そして週に2度ほど走ろうと決めた。これがなかなか難しい。夕方は会議やらなにやらが入っているし、天気や体調がよいとはかぎらないからだ。この2週間で2度しか走れていない。

やはり2週間程度の付け焼刃ではどうにもならない。問診票にも、1年間継続していますか?とある。

生活習慣病とはよく言ったものだ。運動を生活習慣のなかに組み込んでいかなければならない。生半可なことではできない。強い決意をもって、運動習慣の回復をおこないたいと思う。

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