2011年6月4日土曜日
キンシバイ
キンシバイ?
博多弁?禁止ばい?
いやいや金糸梅
花木の名前です。
オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木
ウメの花に似て、金糸のような雄しべがあることから。
早良区百道にある福岡拘置所へ、被告人に面会にいく途中に
咲いていました。
拘置所は起訴前の被疑者、裁判中の被告人が逃亡したり
証拠隠滅をしたりしないようにするための身柄拘束施設です。
刑が確定すれば(実刑になれば)
刑務所へ身柄は移されます。
一般面会と異なり、弁護人としての面会(秘密交通権)は
憲法上保障された被告人の権利です(憲法34条、37条)。
そのため、入所、待合室、面会室、面会方法(立会いなし)も
一般と異なる配慮がなされています。
一般面会室では、拘置を受けている方々の家族や友人がたくさん
順番を待っています。
最近は弁護人面会控え室も弁護人がいっぱいです
世の中が不景気になると、犯罪が増えるからでしょうか?
いま現在、控訴中、上告中の各被告人、起訴前拘留中の被疑者を
計3人担当しています。
待っていると、名前を呼ばれ
複数ある面会室のひとつに入ります。
遮蔽のガラス越しに詳細な打ち合わせをおこなうのは
重労働でつかれます。
長時間の面会を終えて帰途につくと
キンシバイが待っていてくれました。
花言葉は
悲しみを止める、秘密、煌き
われわれの活動が、いくらかでも悲しみを止め
人生の煌きを取り戻すためのよすがになればいいのですが。
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