きのうの源氏物語の柏木つながりでカシワ(柏・槲)
ブナ目ブナ科の落葉中高木。
学名はQuercus dentata
dentata(歯のある、歯状の)Quercus(コナラ属)
葉には縁に沿って丸く大きな鋸歯があります。
dentata(歯のある、歯状の)はここから来たものでしょうか。
Quercus(クワカス)は、ケルト語の
「quer(良質の)+ cuez(材木)」が語源。
英名はDaimyo Oak
オークはブナ科コナラ属の植物の総称。Daimyoは大名?
カシ(樫)と名前はにていますが
落葉樹=カシワ、常緑樹=カシの違いがあります。
カシワの名は、炊(かしい)葉から
葉は大きく芳香があり、古くは蒸し焼きに使われました。
翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちないことから
「代が途切れない」縁起物として柏餅に用いられることはご存知のとおり。
不義密通を光源氏に知られた柏木は恐怖のあまり死んでしまいます。
でも女三宮には柏木の子・薫が…。
紫式部が頭中将の嫡男をなぜ柏木としたかは知りませんが
たしかに代は途切れないようです。
光源氏にとって縁起がよいかどうかは別として。
花言葉は、愛は永遠に。
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