2011年6月21日火曜日

 シラネアオイ



 シラネアオイ(白根葵)@越後駒ヶ岳
 4枚の花弁のように見えているのは萼片。

 小倉山~百草の池の登山道沿いに
 10輪ほど見かけました。

 「シラネ」の名は、白根山に多いことから
 草津白根山ではなく、日光白根山のほう。

 越後駒ヶ岳から東南の方角をのぞむと
 平ケ岳が見えます。

 さらにその先には尾瀬沼(燧ヶ岳)があり
 その先に日光白根山があります。

 「アオイ」の名は、花がタチアオイに似ることから
 フヨウにも似ることから、「山芙蓉」、「春芙蓉」とも。
 
 キンポウゲの仲間の多年草
 深山の植物。日本固有種

 もっとも1属1種のシラネアオイ科とする説もあります。
 たしかに、キンポウゲに似ているかというと?

 いずこの世界もおなじで
 植物の分類も、論者によって説がわかれています。

 親子関係確認訴訟、嫡出否認訴訟における親子鑑定とおなじで
 従来は形態分類がおこなれてきました。

 花、葉、実などが似ているだとか
 似ていないだとかいうのが基準です。

 しかしこの分野でも近年、分子生物学的な考えが浸透
 分子系統解析が進んでいます。

 これによれば、キンポウゲ科から初期に分岐したと考えられ
 系統的にはキンポウゲ科に含めるのが適切なのだとか。
 
 花言葉は、完全な美、優美。 

   白根葵 咲けりといふよ 山彦も

                       水原秋桜子
 

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