2011年2月22日火曜日

 聖地はなぜ“癒す”のか



 NHK教育テレビで「千住明さんの聖地学」をやっています。

 わが意を得たりという内容だったのは第2回
 「聖地はなぜ“癒す”のか」

 センロトニン研究の第一人者とされる
 有田秀穂さんのお説は以下のとおり。

 現代の日本人はおおくのストレスにさらされ
 精神的・心理的に疲れ、癒されたいと望んでいます。

 3万3000人もの人が自死し
 うつ病がその原因の3割にのぼっています。

 うつ病の原因は、脳内のセロトニンの減少にあり
 脳内からストレスを消すにはセロトニンを活性化させる必要あり。

 セロトニン(神経)を活性化させるには歩行が一番
 サプリや薬は必要なし。

 セロトニン(神経)を活性化させる達人は空海で
 熊野古道や大自然を歩くことがもっとも有効。

 四国遍路は弘法大師のご利益もさることながら
 歩くことによるセロトニン(神経)の活性化こそが健康の秘訣だとか。

 空海・修験道の行者らの修行、お遍路さんの健康などの諸現象を
 医学的、脳神経的に説明すると、そういうことなのでしょう。

 たしかに、山道を歩いていると、大自然に癒されて脳が活性化し
 心身がリフレッシュしたように感じられます。
 

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