NHK教育テレビで「千住明さんの聖地学」をやっています。
わが意を得たりという内容だったのは第2回
「聖地はなぜ“癒す”のか」
センロトニン研究の第一人者とされる
有田秀穂さんのお説は以下のとおり。
現代の日本人はおおくのストレスにさらされ
精神的・心理的に疲れ、癒されたいと望んでいます。
3万3000人もの人が自死し
うつ病がその原因の3割にのぼっています。
うつ病の原因は、脳内のセロトニンの減少にあり
脳内からストレスを消すにはセロトニンを活性化させる必要あり。
セロトニン(神経)を活性化させるには歩行が一番
サプリや薬は必要なし。
セロトニン(神経)を活性化させる達人は空海で
熊野古道や大自然を歩くことがもっとも有効。
四国遍路は弘法大師のご利益もさることながら
歩くことによるセロトニン(神経)の活性化こそが健康の秘訣だとか。
空海・修験道の行者らの修行、お遍路さんの健康などの諸現象を
医学的、脳神経的に説明すると、そういうことなのでしょう。
たしかに、山道を歩いていると、大自然に癒されて脳が活性化し
心身がリフレッシュしたように感じられます。
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