映画『舟を編む』
映画『舟を編む』
みました。
昨年本屋大賞となった三浦しをんさんの原作
については前に書きました。
玄武書房に勤める馬締くん
が主人公。
コミュニケーション能力が弱く
営業部では「使えない」。
辞書編集部にスカウトされ
新しい辞書『大渡海』の編集に没頭するようになる。
記号の羅列としての辞書ではなく
言葉という大海原を渡る舟としての辞書。
その編集を通じ,言葉を通じてつながる感覚を磨き
同じ下宿の香具矢さんとも…。
この馬締のキャストとして松田龍平?
と思いましたが,なかなかよかったです。
フェイスブック上で友達が,原作と映画の関係を
熱く議論しています。
よかったとか
がっかりするとか。
最初から別物として鑑賞すべきでしょうね。
ボクはそうしています。
企画15年の辞書
はたして完成するのか?
最後の校正作業に追われるなか
穴が見つかり,作業をやり直すことに。
アルバイトの学生を含め
泊まりがけの合宿状態で突貫作業…。
薬害肝炎訴訟で最終準備書面を
書き上げたときの突貫作業を思い出しました。
分野を異なれど,人それぞれのミッションを
完遂しているときこそ至福のときなんでしょうね。
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