隠し絵の囚人
昨夜,というか今朝早くというか
村上春樹の新作発売が話題に。
そちらも早く読みたいけれど
こちらもひさびさの新作。
ロバート・ゴダードの
『隠し絵の囚人(上・下)』(講談社文庫)。
MWA賞
最優秀賞受賞作!
亡くなったはずの伯父が
36年ぶりに現れた。
第2次世界大戦とピカソ・コレクションに
人生を狂わされた伯父の過去とは?
オビには
こうあります。
ま,これでいいようなものだけれど
以下,蛇足。
ロバート・ゴダードというと
「ロケットの父」が有名だけれど,もちろん別人。
ケンブリッジで歴史を学んだだけあって
プロットは歴史がからみ,重厚な語り口。
『千尋の闇』(創元推理文庫)以来19作
ほぼはずれなし。
本作も期待に違わず
最後まで読ませました。
はやく
新作を読みたい!
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