2013年4月12日金曜日

隠し絵の囚人





昨夜,というか今朝早くというか
村上春樹の新作発売が話題に。


そちらも早く読みたいけれど
こちらもひさびさの新作。

ロバート・ゴダードの
『隠し絵の囚人(上・下)』(講談社文庫)。

MWA賞
最優秀賞受賞作!

亡くなったはずの伯父が
36年ぶりに現れた。

第2次世界大戦とピカソ・コレクションに
人生を狂わされた伯父の過去とは?

オビには
こうあります。

ま,これでいいようなものだけれど
以下,蛇足。


ロバート・ゴダードというと
「ロケットの父」が有名だけれど,もちろん別人。

ケンブリッジで歴史を学んだだけあって
プロットは歴史がからみ,重厚な語り口。

『千尋の闇』(創元推理文庫)以来19作
ほぼはずれなし。


本作も期待に違わず
最後まで読ませました。

はやく
新作を読みたい!

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