2013年4月4日木曜日

シダレヤナギもきれいだな






シダレヤナギ
(枝垂柳)。

中国ではこれで矢を作ったので
矢の木=やのき→やなぎ,なんだとか。

万葉の時代には
中国から渡来していたよう。

  ももしきの 大宮人の かづらける
           しだれ柳は 見れど飽かぬかも
 
                            万葉集

かづら=鬘で
頭に巻いて,髪飾りにしていたんですね。


よく見ると,キツネの尾のような
花をつけています。

こういうのを
尾状花序といいます。

花言葉は,憂い,愛の悲しみ
川面に枝垂れる姿からきたものでしょうか。

  やはらかに 柳あをめる 北上の
           岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに
                            石川啄木


さて,この撮影場所は
どこでしょう?

ヒント:福岡県で
川にヤナギのとりあわせです。

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