2013年4月19日金曜日
東京駅・天井のなぞ?え~と
(東京駅赤レンガ造り駅舎のドーム天井
左から寅,辰,巳,未のレリーフが見えている。)
きのうの西日本新聞
朝刊1面トップの記事
みなさん,読まれましたか?
へ~っという内容です。
赤レンガ造りルネッサンス様式の東京駅
ただ通過するだけはもったいないですよ。
昨年10月に復元工事が
ようやく終わりました。
100年前(1914年)の開業
当時の姿に復元されました。
見どころは,南北ふたつの
ドーム状の屋根。
なかから天井を見上げると
8角形となっています。
フィレンツェの大聖堂のドームを
振り仰いだときと同種の感動があります。
この8角形の各角に十二支でおなじみの
動物たちが配されています。
丑(うし),寅(とら),辰(たつ),巳(へび)
未(ひつじ),申(さる),戌(いぬ),亥(いのしし)。
実はこれらは
方角をあらわしています。
丑=北北東,寅=東北東,辰=東南東,巳=南南東
未=南南西,申=西南西,戌=西北西,亥=北北西。
あれ?
十二支だから4匹足りません。
卯(うさぎ),酉(とり),午(うま),子(ねずみ)
なぜかな?忘れたのか?逃げちゃったのか?
以前からこのことは
ミステリーとして話題になっていました。
こんかい,西日本の記事は
この謎を解こうとするもの。
東京駅をデザインしたのは
建築家・辰野金吾。
なんと,かれは私とおなじく
唐津市生まれなんですねぇ。(知りませんでした。)
辰野は東京駅が完成した翌1915年には
武雄の楼門を手がけています。
その楼門の2階天井には
卯,酉,午,子の彫刻が!
東京駅の8動物と楼門の4動物をあわせると
なんとぴったり十二支がそろいます。
辰野は,東京と故郷の建築を結んで
十二支を完成させたのではないか?
これが記事の要旨です。
ほんとうでしょうか?
いずれにせよ
東京駅や武雄に行く楽しみが増えました。
わくわく。
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