2011年8月29日月曜日

 九州大学法科大学院エクスターンシップ



 先週から九州大学法科大学院(ロースクール)の大学院生が
 エクスターンシップで当事務所に研修に来られています。

 エクスターンシップというのは、ロースクールにおける座学
 だけでなく、法律事務所で実務を学習・体験するというものです。

 先週来られたO君は社会人経験があり
 なかなか頭も切れるし人格者でした。

 毎日、その日に学んだことをレポートしてくれるのですが
 その中には、事案の概要や対処だけでなく、寸評もあります。

 なるほど、私のアドバイスはそういう意味もあったのかと
 逆に気づかされ、こちらが勉強になります。

 講義形式にないOJT(On the Job Training)の醍醐味は
 そういうところにあるのかなとも思います。

 法律家の卵である司法修習生をお預かりするのとは異なる
 緊張感があります。

 司法修習生の場合は、司法試験には合格しているので
 実務家としての練習みたいなものです。

 エクスターンの場合は、1年後、あるいは2年後の司法試験
 合格に向けて勉強中ですから、その刺激と励みになればと思います。
 
 彼が司法試験に合格って、一緒に仕事ができる日が早くくることを
 心から祈っています。
 

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