7月末に穂高に登ったときには白い花をつけていた
ナナカマドの実がはやくも赤く熟しつつあります。
ナナカマドは七竈。
大変燃えにくく、7度竃で燃やしても燃えないことから。
バラの仲間、落葉高木。
赤く染まる紅葉や果実が美しい。
穂高・涸沢の紅葉は有名で
山登りをする者にとってあこがれ。
燃えにくいことから、火災よけ
落雷よけの木ともされてきました。
セイヨウナナカマドの英名:Rowan
北欧の言葉で魔除けを意味するRunaに由来するとか。
北欧神話によれば雷神トールが増水した河を渡るとき
このナナカマドに助けられたとされます。
児童書の「ローワンと魔法の地図」に出てくるリンの谷のローワン
もこのRowan。
日本語で強さの表現として「七転び八起き」とか「打たれ強い」とか
いいますが、「焼かれ強い」ということでしょうか?
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