2011年8月17日水曜日
「ツリー・オブ・ライフ」
ひさかたぶりのブックレビューにつづき
映画レビュー。
お盆のなか日、映画館で涼しくすごそうと
博多シティをおとずれました。
ナルトやカーズなどが居並ぶ中
「ツリー・オブ・ライフ」が呼びました。
夏になると、山情報ばかり集めていて
映画情報にうとく、何の映画か分からないままに入館。
ショーン・ペン演じる長男が、世俗的な父(ブラピ)
精神的な母と3兄弟の生育史を回顧するストーリー。
でもふつーのハリウッド映画と異なり
とまどいます。
まわりのオーディエンスも
ざわついている感じ。
自然史と宗教的なものが重ねられ
理解しようとするとお手上げ。
途中から理解をあきらめ
映像の流れに身をまかせるようにすると、楽になりました。
ルネッサンス絵画の聖マリアのような
ジェシカ・チャステインさんの母役が印象的。
監督は、寡作で知られるテレンス・マリックさん。
今年のカンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールに輝いたらしい。
(これら情報は映画をみたあとに知りました。)
タイトルのTree of Lifeは生命の樹。
エデンの園の中央に植えられた木(旧約聖書の創世記)。
生命の樹の実を食べると
神に等しき永遠の命を得るとされます。
「2001年宇宙の旅」をみて、わけがわからん
と思った人には、わけがわからんかも。
親子、兄弟関係に悩み、トラウマがある方には
何らかの天啓、癒しをもたらすかも。
さて興味がわいた方は
どうぞ。
ラベル:
2001年宇宙の旅,
お盆,
ツリー・オブ・ライフ,
映画館,
博多シティ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿