きのうは福岡県中小企業家同友会の
勉強会(ブロック会・プレ例会)がありました。
東日本大震災、円高、株安など厳しい環境のなか
中小企業の生き残りをみなさん模索しています。
アルプスを登っていくと
針葉樹林でさえ生育できない環境に出ます。
その境目が森林限界。
九州の山々とは違う感じる世界への入口です。
そこから先は、雪が深く、風が強く、気温が低く
栄養・水分が少なく、よい季節が短い過酷な環境です。
基本的には雪と岩だけの世界
そんななか、けなげに高山植物の花が咲いています。
高山植物は、厳しい環境のなかを生きていくため
独特の戦略と強みをもっています。
強い風を避け乾燥から身を守るため
平地の植物に比べて、背が低く、葉は小さく厚い。
毛でおおわれ、根がよく発達しています。
栄養を蓄え、短い夏を有効に使っています。
しかし高山植物の花に心うたれるのは
厳しい環境を生き延びているからだけではありません。
美しい花を咲かせているからです。
われわれも美しい花を咲かせてこその人生だと思います。
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