2011年3月1日火曜日

 風が強く吹いていた 


  (九州新幹線・新大牟田駅ロータリーにてロータリーメンバーと)

 人生ではじめて駅伝なる種目に参加しました。

 九州新幹線の全線開業(3月12日)を記念した
 「ロータリークラブ320キロ駅伝」です。

 26~27日の2日間で、博多から熊本まで
 タスキをつないで走るというもの。

 新幹線の駅づたいに走ります。
 文字どおり、「駅」「伝」。

 昨年末ころ話があったのですが、故障を心配して
 手を挙げませんでした。

 ところが、参加者のうち1人の方が故障されたため
 急遽ピンチヒッターで参加しました。

 いや、ピンチランナーか?どこかで聞いたような?と思って検索すると 
 モーニング娘の映画がありました。

 私も大学時代は部活で何キロかは走っていました。
 大濠公園で福岡市内の大学があつまり、リレーをしたこともあります。

 そのときは、先頭ランナーで
 走ったあとに、短大の子から告られたこともありました。

 (中略)

 社会人になってからはどんどん運動量が減っていき
 最後に長距離を走ったのは子どもが小学生のときの学校周囲マラソン。

 それから10年は100メートル以上走っていません。
 正月に箱根駅伝を応援するか、三浦しをんさんの小説を読むのがせいぜい。

 そんななか、こんかいのお声がかり。
 いちばん心配したのは、故障してみなさまに迷惑をかけることでした。

 個人マラソンは自分が参加できなくて残念で終わりですが
 駅伝はそうはいきません。なんとしてもタスキをつなげたい。

 参加決定から本番まで17日間。それまで虎の穴の猛特訓!
 といきたいところですが、故障しないというのが第1の課題。

 少しはやめに仕事をきりあげて
 夕方の街を5キロ弱ほどジョギングして調整しました。

 けっこう走っている人が多いのにビックリ
 どの時間帯でも5人くらいは出会います。

 散歩の人となると、その数倍。年配のご夫婦がいっしょに歩いているの
 を拝見すると気持ちがほっこりします。

 こうして当日、なんとか天気にもめぐまれ
 私は新大牟田駅あたりを6.5キロメートル走りました。

 駅伝の醍醐味をすこし知りました。
 心のなか、風が強く吹いていました。
 

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