2011年3月22日火曜日

 卒業式



 被災地の映像はどれも胸をしめつけますが
 とりわけ涙をさそうのは卒業式。

 それまで慣れ親しんだ環境をはなれ、新しい世界に入っていく節目
 ですから、ただでさえ不安がいっぱいです。

 それでも、それまで慣れ親しんできた世界がそこに確固として存在し
 新しい世界でへこんだらいつでも帰っていける…

 そう思えばこそ、安心して新しい世界に入っていけるというところが
 あったと思います。

 震災・津波被害を受けた子どもたちは、そのような慣れ親しんだ環境
 さえ根こそぎ奪われてしまい、二重三重の不安で押しつぶされそう。

 ほんとうに頑張ってほしいと思います。
  
 卒業式では、むかしの歌でのこっているのは
 荒井由実の「卒業写真」(1975年)ぐらいでしょうか。

 1975年は私の中学卒業の年
 いま話題の2つのオイルショックのあいだの時期ですね。

 新しいところでは先日も書いたレミオロメンの「3月9日」
 これは子どもの誕生日がそうなので、知っています。

 それから、ゆずの「栄光の架橋」
 薬害肝炎、福岡訴訟の判決前集会で歌いました。

 よい歌が被災地の子どもたちを少しでも励ましてくれることを
 願っています。
 

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