2011年3月11日金曜日

 御池の氷



 天狗ケ城の中腹から右手、凍結した御池が見えます。
 池の中央まで行って遊んでいる若者たちの姿が見えました。

 天狗ケ城(1,780m)に登るとぐるりと視界がききます。
 振り返れば、久住山 (1,787m)と星生山 (1,762m)。

 前(東)方に中岳 (1,791m)、左(北)方に三俣山 (1,745m)
 右(南)方に稲星山 (1,774m)、白口岳(1,720m)が望めます。

 稻星山の向こう側は南登山口
 昨年、泊まった赤川温泉の硫黄くさいお湯が懐かしい。

 記念撮影をおこない中岳へ。最近は韓国の方々のツアー登山が
 増えていますが、この日はおみかけしません。

 霧氷のなか中岳の山頂(1,791m)。
 九重連山、ひいては屋久島を除く九州本土の最高峰です。

 ラムサール条約登録湿地である坊ガツルが望めます。
 その向こうには大船山 (1,786m)、平冶岳 (1,642m)。

 この2山はミヤマキリシマの季節にピンクに染まりますが
 まだまだ雪が残っています。

 ここで昼食ののち
 来た道を天狗ケ城への分岐まで引き返し、御池へおりていきます。

 そのころには昼過ぎの日射に照らされ雪も溶け
 氷の上に乗ると、ギシギシときしむ音がします。
 
 冬のあいだ凍結していた御池の氷も
 春を迎え、ようやく溶けようとしているようです。
 

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