上社前宮からは30分ほど歩いてJR茅野駅へ。中央本線で下諏訪駅まで移動。上諏訪、下諏訪とも温泉が豊富。その理由はのちほど。
下諏訪駅から15分ほど歩けば下社秋宮である。
諏訪大社の神紋は梶(カジ)の葉木。下社は根が5つ、上社は4つ。
梶の木はコウゾの仲間。樹皮は繊維がつよく和紙の原料になる。古代から神にささげる神木として尊ばれてきた。
秋宮の前を旧中山道が通っている。大社のおとなりには下諏訪宿本陣岩波家がある。芭蕉の旅のうち『野ざらし紀行』は、塩尻から江戸へ帰っているので、ここから甲州街道へ向かったのかもしれない。
秋宮から歩いて20分ほどで春宮。途中、南に諏訪湖を望むことができた。
諏訪湖は、フォッサマグナの西端=糸魚川静岡構造線と中央構造線がクロスするジオスポットである。中央構造線の北側は太古、東からプレートの圧力を受け、西側にズレている。最近ではこれが諏訪湖誕生の理由であるとされている。
水分とともにプレートが沈み込むところにマグマが発生し、これにより温められた地中の水分が断層から地上に吹き出てきたものが温泉なのだから、このあたりに温泉が多いのは当然である。
先の運転手さんの奨めにしたがい、秋宮参拝まえに万治の大仏。秋宮の参道左手奥にある。
1974年、岡本太郎が訪れ、「世界中歩いているが、こんなに面白いものは見たことがない」と絶賛したという。
秋宮。韓国の親子がお参りしていた。
神社の四隅には神木の御柱が建てられている。樹齢150年、17メートルを優に超える選ばれたモミの巨木である。
祭は7年目ごとに行われる。山中から御柱として切り出された樅の大木を16本、四つの社に4本ずつ建てて神木とする。自然のパワーと神と神社のつながりを視覚的に表現する、分かりやすいお祭りだ。
これで諏訪大社四社詣でをコンプリートし、中央線で甲府へ移動した。翌日は2025年元旦である。元旦のことはすでに書いた。
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