2025年1月21日火曜日

白銀の八ヶ岳・年末年始の旅(1)稲子湯温泉まで

 

 年も明けて20日以上たってしまったが、年末年始の旅のご報告。例年どおり白銀の八ヶ岳をめざした。

 27日(金)は事務所のご用納め。この日のことはボードゲーム「カタン」で盛り上がった年末懇親会で報告したとおり。


 昔は懇親会を途中で切り上げて山に向かっていたが、事務所の代表となったいまはそうもいかない。懇親会の結びまで出席すれば、その日に山に向かうことはできない。

 翌28日(土)、朝一番の飛行機で羽田空港へ向かう。八ヶ岳は長野県にあり、西側からも東側からも登れる。西側から登るときは茅野駅がメイン登山口である。その場合はJRを利用する。今回は東側の松原湖駅を利用するので飛行機利用とした。
 
 年末年始、寒気が南下する影響で日本海側を中心に雪もよいの天気予報であった。日本海気候の福岡は寒気の影響でどんよりと曇っていた。


 松本へ飛ぶときは飛行機の向かって右の窓側K席を予約する。東京羽田へ飛ぶときは飛行機の向かって左の窓側A席を予約する。なぜか。どちらも富士山がよく見えるから。

 飛び立ってしばらくは地上風景はみえなかった。見えるのは雲海ばかり。これはこれで美しい。


 しばらくすると、大阪湾上空。下方は淡路島。向こうに神戸の街並みと六甲の山並みが見えている。
 

 またしばらくすると、東京湾上空。向こうにうっすらと富士山がみえている。残念ながら霞んでいる。


 東京からは長野・北陸新幹線で佐久平をめざす。


 あさま号は大混雑。手前のほう3人はインバウンドと思われ、中国語を話していた。混雑の状況についてクレイジーと、なぜかそこだけ英語で嘆いていた。


 佐久平駅。ここで小海線に乗り換える。駅北側には冠雪した浅間山がみえるはずだが、降雪中のためガスにおおわれている。


 小海駅。

 小海線は長野県の佐久平と山梨県の小淵沢を結ぶ。八ヶ岳の東麓の高原を走り、別名は八ヶ岳高原線。高原を千曲川の上流が流れている。

 甲斐小泉-海尻間では標高1,000メートルを超え、清里-野辺山間には標高1,375メートルの日本全国JR線で最高地点がある。野辺山は標高1,345メートルのJR線最高駅。甲斐小泉から松原湖までの9駅が標高の高いJR駅ベスト9である。


 松原湖駅で降りる。他の乗客はいない。駅からはバス便はない。タクシーを呼び、稲子湯温泉をめざす。
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 松原湖は氷っていた。ワカサギ釣りができるらしいが、人影はみえない。途中から雪道となり、雪がふりしきるなか、稲子湯温泉に到着した。今夜はここで泊まる。

 明日からはじまる冒険を前に、不安と心躍る思いが交錯していた。

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