ことしの年賀状は数がすこし減った。昨年になされた郵便料金値上げの影響のようだ。同級生がつぎつぎとリタイアしていっていることもあろう。そうしたなか、ある年賀状に励まされた。
司法試験に合格すると、司法修習が2年間あった。湯島に司法研修所(現、岩崎弥太郎邸)があり、そこで前半4か月と後半4か月の計8か月全国の司法修習生が統一修習を受けた。
そこで同じクラスだったのがSさんだ。Sさんは3年くらい年長で、年長者グループで年長者らしい遊びをし、九州の田舎から出てきたわれわれ若輩者たちとはあまり遊んでくれなかった。いまは大阪で弁護士をしていらっしゃる。
そのSさんからいまも変わらず年賀状をいただく。そのコメントにこうあった。「ポジティブ心理学」の貴稿を今も机上において生きています!!
「ポジティブ心理学」の貴稿とは、おそらく9年前の事務所ニュース、2016年新春号に私が書いた原稿のことだ。
https://www.chikushi-lo.jp/_src/82311893/2016haru.pdf?v=1736382530966
こう書いた。
「ポジティブ心理学」なるものが注目されています。それによる幸せになるための10の方法。
①1日3回以上「ありがとう」を言う、②モノより経験を買う、③幸福はお金で買えない(ある額に達すると、それ以上の収入は幸せと関係しなくなる)、④1日8回抱擁する、⑤たくさん笑う、⑥幸せな人と一緒にいる、⑦人に親切にする、⑧仕事前に運動する、⑨ボランティアをする、⑩他人のためにお金を使う。
なるほど、最近、心がけています。そのせいか幸せ度がややアップしました。というわけで、ありがとうございます。
この事務所ニュース、この原稿を今も机上において生きていますという。新年早々、とても励まされた。なんとありがたいことだろう。感謝感謝。
今年は司法研修所卒業40周年の集まり(10年ぶり。35周年はコロナで中止になった。)が大阪で予定されている。しばし、幸せなSさんと一緒にいることとしよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿