2025年1月23日木曜日

白銀の八ヶ岳・年末年始の旅(3)硫黄岳を経て赤岳鉱泉まで

 

 12月30日朝7時、本沢温泉を出発。夏沢峠→硫黄岳→赤岩の頭→赤岳鉱泉がきょうのコースである。天気は晴、A判定だが稜線上は20メートルの風が吹くと予報されている。

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 10分ほどで左手に谷が現れる。この谷をすこし登ったところに例の野湯がある。


 谷をつめたところが硫黄岳だ。往古の噴火で山の北半分が吹っ飛び、南側半分だけの爆裂火口となっている。今日はこの爆裂火口の東(右)側の縁にそって登る。


 樹林帯。先行するカップルに追いついた。


 爆裂火口がぐんぐん近づいてきた。


 昨日午後の降雪が木々にへばりついている。美しい。


 夏沢峠(2432m)、山びこ山荘。夏泊まればモモンガが観察できる。冬期は閉鎖されている。ここからは稜線・森林限界となり、北西の季節風にきびしく吹き付けられることになる。


 北方をのぞむ。佐久平越に浅間山。美しい。


 硫黄岳の北斜面を登っていく。北西(右側)の季節風が強い。あきらめて引き換える登山者もいる。


 振り返れば天狗岳。西天狗と東天狗の双耳峰。女性登山者が情報交換している。「山頂は風がきびしかったですか~。わたしにも登れますか~」とか。


 東の方。諏訪湖の向こうは北アルプス。この快晴のなかでも、槍・穂高はガスのなかだ。


 さらに南に目を転じると(左から)、御嶽山に乗鞍岳。


 山頂2760m。硫黄岳の山頂は平になっている。ガスで視界不良だと、道迷いしやすい。


 誰だろう。写真には写らないが強風。ゴーグルを外せない。背景は中央アルプス。


 北に赤岳と阿弥陀岳。北岳には明日登る予定だ・・・ったのだが。


 爆裂火口上部。爆裂のすさまじさを感じさせる。


 エビの尻尾。左側が北西、風で飛んできた水分がどんどん付着していくため、風上側に成長していく。


 名残おしいが下山開始。


 途中振り返る。


 赤岩の頭2656m。このあたりに森林限界がある。左は阿弥陀岳。その奥は南アルプス。


 赤岩の頭から振り返る。八ヶ岳ブルーが美しい。


 森林限界から樹林帯に入る。


 沢を渡る。赤岳というだけあって、川床が赤い。氷の華が咲いていた。


 赤岳鉱泉小屋。ここもつららがついている。きょうはここまで。さて明日はどうしよう。

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