2024年4月9日火曜日

四王寺山の春(2)

 

 百間石垣下部にある滝。四王寺山に築かれた大野城は、尾根には土手を、谷には石垣を築いて防御としている。石垣には、大石垣、小石垣などあるが、百間石垣が最大。


 百間石垣を時計回りに東に行くと、鮎帰の滝がある。そのあたりにはヤマブキが群生している。色鉛筆には黄色はなかった。クリームイエローかヤマブキ色だった。

 七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき

太田道灌を恥じ入らせた和歌。


 鮎帰の滝の上部。ここの桜はすっかり花を落とし、あおもみじとなっている。おじさんが一人まえを歩いていた。


 ハルリンドウ。林道のはずれに咲いていた。花束のよう。花言葉は清潔な人。 


 ムベ。小石垣のところに咲いていた。アケビの仲間。花言葉は愛嬌。


 大原山てまえの大山桜。鮎帰の滝の上部のソメイヨシノが花を落としていたのに、このヤマザクラはなお花をつけていた。四王寺山の主である。


 焼き米ヶ原の土手。ここのソメイヨシノはまだ花をつけていた。子どもたちと引率する大人たちが春の展望を楽しんでいた。

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