薬害肝炎原告団総会@長崎のあとは、八尋大兄とふたりで青螺山~黒髪山を縦走した。
西九州新幹線で武雄まで、そこから在来線で有田まで。有田からはタクシーで龍門ダムの登山口まで。
写真左が青螺山(せいらさん)618m、右が黒髪山(くろかみやま)516m。低山であるが、ともに美しい名である。黒髪山は新日本百名山。
黒髪山に登ると、有田ダムがみえた。向こうは有田市街だ。
黒髪山は古くからの霊山。
写真左が青螺山(せいらさん)618m、右が黒髪山(くろかみやま)516m。低山であるが、ともに美しい名である。黒髪山は新日本百名山。
名の美しさに騙されてはいけない。きれいな花にはトゲがある、美しい女には・・・。青螺山には断崖・絶壁がある。
だけでなく花もある。ミツバツヅジが咲いていた。セイラの花、セーラーフラワー。こうなったら月夜に登ってみたいものだ。セーラー・・・。
ふりかえると、登山口のあった竜門峡・龍門ダム。龍門というのは登龍門というばあいのあれだ。登竜門とは難関突破のこと。まさに難関の山を突破した。
黒髪山も山頂部はけわしい。鎖場の連続だ。有田焼は李参平が磁器の原料となる原石を有田で発見したことが発祥。こうした難しい地形は、そうした原石の存在と関係しているのかもしれない。
難関突破が得意な八尋大兄も苦労している。
山頂ちかくに西光密寺がある。寺伝によると、弘法大師空海が入唐求法の途上、遣唐使船が平戸係留の間に、無事の渡航を祈念して登頂、帰朝の際にもお礼参りの登頂をして、不動明王を安置したのがはじまりという。われわれも登山の無事と平和を祈念して下山した。
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