つぎにめざしたのは雪の磐梯山。山形から新幹線で郡山へいき宿泊。天気はまたもやいまいち。朝から曇り空で、午後から崩れるとの予報。
翌朝、JR盤越西線で西へむかう。猪苗代駅でおり、裏磐梯スキー場へ。途中、桧原湖を通過。ことしは暖冬の影響で氷っていない。いつもならワカサギ釣りの人々が楽しんでいるのに。
スキー場からはゲレンデ横を登る。もうすこし遅い時間であればリフトが利用できる。きょうは午後から崩れる予報なので、早立ちのため利用できない。
ゲレンデを2つほど登ると樹林帯に入る。しばらくいくと、爆裂火口のなかに入る。裏磐梯は磐梯山が噴火して吹っ飛んだあとだ。朝早いため、先行者はいない。昨夜の新雪を踏んでいく。
雪におおわれているはずの銅沼。鉱山成分を含むため、水が銅色。ことしはやはり暖冬の影響で湖面が露出している。踏み抜くのではないかとヒヤヒヤしながら進む。
磐梯山はいまもなお生きている。爆裂火口の斜面からは噴気を吹き出していた。
爆裂火口からまっすぐ頂上をめざすことはできない。左手(西側)に尾根があるので、そこを登る。
その奥には櫛形山、手前にはイエローフォールがある。冬場だけにみられる。硫黄の成分だろうか、黄色い氷瀑。これもことしはあまり成長していない。
尾根に取り付いて、急坂を登る。しばらくして爆裂火口の上部に達した。しばらく休憩していると、ガスが濃くなってきた。天気予報どおりだ。これ以上いくと道を見失う可能性もあるし、ガスガスでは景色も楽しめず写真も撮れないので撤退することにした。残念。
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