大塚国際美術館の翌日は阿南市(阿波の南、徳島県の南部)にあるお松大権現へ。ネコ好きの聖地。
九州とはなんの関係もないようだが、おおあり。日本三大怪猫伝をご存じだろうか。知らない?・・そうか。では説明しよう。
われわれの身近なところでいえば、鍋島(佐賀藩)、有馬(久留米藩)の猫騒動が有名だ。少なくともどちらかは聞いたことぐらいあるだろう。知らない?・・・そうか。スルーしよう。
ここは鍋島、有馬とならぶ怪猫伝の聖地だ。お主も悪よの~のお代官さまからいじめられたお松さんの仇を愛猫が討ったという(下から3枚目の写真)。
その由来のゆえか、勝負事の神様だ。受験、スポーツに先駆け、「訴訟必勝」が「御霊験」の筆頭に書かれている。当職くらいになると神頼みは必要ないのであるが・・・念のため。
境内は門をくぐるまえの敷石からネコの足跡が掘られている。入るまえからワクワクする仕掛けだ。
社内に入るともうネコづくし。ご本尊をはじめとして、狛犬ならぬ狛猫各種、瓦各種、欄間飾り各種、・・・。ネコ大仏やネコ七福神もある。
もちろんリアル猫も複数お住まいだったが、「ネコ捨てないで」の看板も各所に。捨てる人もよほど多いのだろう。
九州から遠い徳島、そこからさらに遠い阿南、そこからさらに遠いのだが、ネコ好きなかたは一度どうぞ。にゃ。
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