2022年6月8日水曜日

夢また夢ツアー


  (半夏生)

 昨夕は事務所会議のあと、久しぶりの事務局参加の懇親会。二日市のイタリアン・アズーロで。コロナ禍となって後、大人数での会食はむずかしかったが、すこしずつ日常を取り戻している感じだ。

前回の事務所会議ではパワハラ研修を行った。酒宴の席であっても、セクハラ発言は許されない。おりから法律事務所の職員による調査結果が報告されていた。「自動車なにを買ったの?」などと弁護士からプライベートなことを訊かれるのはいやだという意見もあれば、一日中雑談もなく仕事のことしか話さないのは苦痛だという意見もあった。この二つの意見の間の隘路を通過しなければならない。とても不安だ。

話題は、直前に行われた事務所会議のことから。この点は、あとでトミーが報告してくれることだろう。

不参加のメンバーが4人ほどいたのだが、なんでも体育館の裏でなにやらやらかしているらしい。わが事務所裏にはスペースがあって、実はそこでのことらしいのだが、パワハラ防止のため監視カメラが必要かもしれない(ジョークです。)。

つづいて、シェフによる料理の説明。時節柄、イタリアからの食材の輸入はどうなっているのか質問してみた。われわれもイタリアに絵本を送ろうとして苦労しただけに、シェフの説明にも共感した。

さらに近況報告。子育て。幼稚園、学校、PTA、思春期。みな子育てしながら苦労しているようだ。なかでも、I弁護士は子連れ参加だ。ときおり鳴き声が聞こえてくる。

その後はもうてんでばらばら。仕事柄、ヤミ金や難しい相手方との電話対応、ユニークな顧客対応などの話題が多い。穏やかに受け流すのか、強硬に対抗するのか、人それぞれ。

法律事務所には、弁護士の顧客というより、事務局のファンも多い。顧客のほか、郵便局員、宅配業者をはじめ多数の人間が出入りする。そのなかで、懇切な対応をしてくれた事務局のファンができても不思議ではない。

自分一人では思い出せないが、みなで話題を共有すると、つぎからつぎへと思い出されてくる。学生時代の悪行や、中洲での悪行までも。お鉢が回ってこないよう祈る。

さらに事務所旅行の思い出。ハイライトは南仏(一般コースから外れてマティスの教会へ行った。)や北陸旅行(N弁護士が他団体のおじさんとチークを踊り、母姉を心配させた。)について。わが事務所の最初の事務所旅行は四国めぐり。高知では、どうしても温泉に泊まりたいという所長の要望から、夢の温泉に泊まった。公民館のような建物だけが記憶に残っている。

そこから、事務局が行った夢巡追荘の話へ。それこそ外観は貧弱でがっかりしたらしい。ところが、中を進むにつれ、そのサービスや設備の充実に最初の評価はつぎつぎと裏切られる展開になるらしい。最後は、大満足な結果に。

今年は、夢タウンに集合して出発、1泊目は夢巡追荘、2泊目は夢の温泉という、夢また夢ツアーが計画されるらしい。・・・かくてコロナ禍も半分ぐらい解放された気分になったのだった。

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