2022年6月23日木曜日

人権のトリデ

 

裁判所は、いわゆる「人権の砦(とりで)」などと申しますけれども。


まあ、なんだかな、と思う判決をもらうと「人権の砦じゃないのかい!」と言いたくなることもあるわけです。


そもそも、裁判所は「人権の砦」って、誰がいった言葉なのでしょうか。

そこは出典にきびしい法律家のわたし。


調べてみますが、よくわかりません。


出典がわからない以上、「いわゆる」人権の砦、ということにしました。

そこは定義にきびしい法律家のわたし。


しかし、なんかもっとキャッチーでポップな言い回しの方が、裁判所も国民から親しみをもってもらえるのでは?

と変な気をおこして、砦(とりで)の言い換えを探してみることに。


すると、「取手市」(とりでし)という自治体をみつけました。

茨城県ですね。


はっ、まさか、取手市にも裁判所があるのでは?

ありました。水戸簡易裁判所の支部である「取手簡易裁判所」(とりでかんいさいばんしょ)。まさに「人権のトリデ」。


いつか、いわゆる「人権のトリデ」で裁判をしてみたいものです。


富永


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