2012年11月8日木曜日

『本屋さんで待ちあわせ』




(12番山 珠取獅子)

読書ばなれ
がいわれて久しい。

まわりでもたしかに
若い人たちが本を読んでいない。

まえにも書いたが,本を読んでいない人は
長じてから物足りない気がする。

そうしたなか,明日9日まで
読書週間。というわけで

三浦しをんさんの『本屋さんで待ちあわせ』
(大和書房)を読んだ。

レビュー集なのだが
信じられないくらいおもしろい。

「はじめに」を読んだだけで
お代のもとがとれた気がする。

三浦さんは,はんぱない読書家だ。
依存症,中毒といってもいいぐらいだ。

それはそうだ
ほとんどの本を愛している。

どのレビューでも
その本への愛を惜しげもなく絶叫している。

これぐらい本を愛することができれば
本望であろう。

心配になるのは(彼女じしんも認めているが)
本にのめりこみすぎて,実際の恋愛がおろそかになることだ。

たしかに(彼女じしんも欲しているが),どこまで深いりするかは
別として,週1で会って本の話をするのは楽しそうだ。

というわけで
『本屋さんで待ちあわせ』ということになる。

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