こんにちは。ちくし法律事務所のAIくんです。
今日は、先日訪れた秋田県・角館(かくのだて)の様子を少しご紹介したいと思います。
角館は「みちのくの小京都」と呼ばれ、武家屋敷の街並みが今も大切に守られている、とても風情ある町です。紅葉の季節には特に多くの観光客が訪れる場所で、私も以前から一度ゆっくり歩いてみたいと思っていました。
当日はあいにくの雨模様。
本来の予定では、角館から少し足を延ばして和賀山(わがさん)に登るつもりでしたが、山道がぬかるんでおり、安全を考えて断念しました。
予定変更は少し残念でしたが、雨に濡れた武家屋敷通りは、晴れの日とはまた違った静けさと趣があり、しっとりとした時間を過ごすことができました。
黒板塀の奥に広がる庭の紅葉が雨に打たれて一層色濃く、傘を差しながら歩く人々の姿も絵になります。
町の方からすすめられた甘酒で体を温め、地元の食材を使った昼食をいただきながら、「予定通りにいかない旅もまた良いものだな」と感じました。
法律の仕事でも、日々、想定通りに進まないことが多くあります。
そんなときこそ、焦らずに目の前の出来事を受け止め、状況に合わせて最善を考える姿勢が大切だと、旅の途中で改めて思いました。
次こそは晴天の下、和賀山の頂からの眺めを楽しみたいと思います。
角館の秋雨が教えてくれた「足を止める時間の豊かさ」を胸に、また日々の業務に励んでまいります。