石山寺詣ののちはJR線、環状線、南海線を乗り継いで岸和田へ行った。年始から里帰りしているメンバーと夕食。
宿泊したホテルからは西方に大阪湾、淡路島、六甲山など懐かしい風景をのぞむことができた。
翌日は和泉葛城山に登った。大和葛城山と区別するため、和泉を冠する。
登山者の無事を祈るためか、一丁(一町、109メートル)ごとにお地蔵さんが並んでいる。このお地蔵さんは右に十丁と表記されている。
植林がつづく。手入れされた美林である。
登山道は林道と交錯しながら登っていく。ガスガスである。
クモの巣が多い。昆虫も多いということだ。ということは花も多い。
タチツボスミレか。スミレは仲間が多いのでシロウトにはむずかしい。
ツチグリ。キノコだが、名前のとおり栗のようだ。
山頂部がちかづくと落葉樹の新緑が美しい。
葛城神社。大阪側と和歌山側にふたつの祠がある。府県境はこの祠の左奥隅。石の角が削られている。和歌山側には高野山や大峰の山々がのぞめるはずだが、この日は見えない。
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