日曜は糸島で、モンゴルからの留学生(女性)の送別会だった。ロータリークラブには奨学金制度がいくつかあるが、本件は米山奨学金制度によるもの。
任意参加のクラブメンバー9人と本人の10人で送別会を行った。会場はクラブメンバーの一人が営む「古材の森」という古民家。大学に近いので。
日本では土木を学ばれたそう。といっても環境土木といってデザインに近い。橋を架けるにしても、まわりから浮き上がるデザインにするのか、まわりに溶け込むものにするのか、みたいな。
モンゴルのことを知らない。モンゴルといえば、みな、草原でのテント生活とか、力士ぐらいの知識しかない。
首都はウランバートルである。人口は150万人くらい。それなら福岡市とおなじくらいだ。草原でのテント生活とは違う。
第2の都市エルデネトの人口は10万人。モンゴル全体の人口も320万人。つまり、ウランバートル一極集中だ。大気汚染もひどいので、第2の首都づくりの計画もあるらしい。
国全体の人口密度は1平方キロメートルあたり2人。国連加盟国のなかで、一番少ないという。
2人のうち1人は都市に住んでいるわけだから、草原地帯では一平方キロメートルに1人しか住んでいない。お隣まで塩を借りにいくのに、1キロメートルは歩く計算だ。
留学生としてはもちろん日本に残るという選択肢もあるが、故郷に帰って同じ志の人たちと連携してモンゴルに貢献したいという。がんばってほしい。
参加者の一人が一度モンゴルを訪問しようとしきりに誘う。う~ん、休みをとっておなじ内陸にいくのなら、敦煌に行ってみたいのだが。
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