昨日は,
弁護士同士の勉強会へ。
2か月に1回のペースで開かれています。
今回のテーマは,
「被害とは何か」です。
弁護士が
裁判上で何らかの損害賠償請求をしていくためには,
「被害」というものが
明らかになってこないといけません。
その「被害」をどう捉えていくのか…
というお話。
どうしても
無意識のうちに裁判で勝てる「被害」を
弁護士の都合で
作り上げてしまうことがある。
という指摘が…。
「被害」は,弁護士が作ったストーリーに
当てはめるものではなくて,
現場に存在するもの。
その「被害」を
被害者とともに紡いでいって,
被害の根絶という目的に生かさなければ…。
「事件は会議室で起きてるんじゃない。
現場で起きてるんだ。」
と叫んだ刑事がいましたが,
その通りですね。
これからも,
現場で
被害者とともに紡ぎだしていける
弁護士になりたいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿