3人の裁判官が並んで
法廷で座っている様子をよく目にしますね。
真中が「裁判長」,
裁判長から見て右側が「右陪席裁判官」
裁判長から見て左側が「左陪席裁判官」です。
傍聴席からみると,
「右陪席」と「左陪席」は逆になりますね。
「左陪席」が一番の若手,
「右陪席」が中堅裁判官,
「裁判長」がベテラン裁判官…と
思っていただければ,
ほぼ正解でしょう。
3人が合議をするような裁判は,
非常に難しいものであるケースが多いのです。
そこで,
判決を書く際には,
左陪席が頑張って判決文を書いてみて,
それをたたき台にし,
3人の裁判官が合議をする…という
流れが一般的です。
3人がお互いに意見を出し合って
判決が出来上がっていくのですね。
裁判官はそれぞれ独立している…
とはいえ,
大変なお仕事です。
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