2012年1月23日月曜日

宝満山は婚活パワースポットだった! by.山歩きの好きな福岡の弁護士



 きのう「運命の人」やってましたね。
 政治家グループもなかなかでした。

 いちばん似ていたのが田中角栄さん。
 でも「よっしゃ、よっしゃ」感がやや足りないかも。

 そのつぎは福田赳夫さんでしょうか。
 大平正芳さんは「あー、うー」感が足りません。

 佐藤栄作首相はちょっとかっこよすぎでしょう。
 「華麗なる一族」からの伝統?キャスティングなのでしょうか。

 社会党の横路孝弘さんは若いころ、あんな感じだったのでしょうか。
 楢崎弥之助さんはカットされていましたね。

 それはさておき「宝満山は婚活パワースポットだった!」
 いよいよです。

 宝満山もさいきんは山ガールがいっぱい。
 山ガールのメッカ(=宗教上の拠点)です。

 これも宝満山が婚活パワースポットだからでしょう。
 (ほんまかいな?)

 きのうも本ブログ用の写真を撮りに登ったところ
 山ガールがいっぱいでした(ずっと雨だったのに)。

 さてどこから話をはじめるか迷いますが
 あたらしいところで(といっても近世)芭蕉句碑などいかが?

 宝満山に芭蕉句碑などあったっけ?と思われるかたもいるでしょう。
 うっかりすると見逃してしまいます。

 胸突き八丁とはよくいったもので
 宝満登山も8合目あたりがいちばんきつい。

 このあたり下ばかりみて
 息をきらして登ってしまいがち。

 でも百段がんぎを登りきり、七合目・西院谷九坊の跡地を過ぎたら
 100マートルほど登った右手にあります。

 こんど注意して
 登ってみてください。

 中宮跡まで行ったしまったら
 登りすぎ。

 句碑にはこうあります。

   世の人の 見付ぬ花や 軒の栗
  (よのひとの みつけぬはなや のきのくり)

 なぜ七~八合目のこんなところに句碑をおいたのか知りませんが
 まさに世の人の見つけにくいクリならぬ句碑。

 この句は芭蕉の「おくの細道」から採られています。
 いまの福島県、須賀川の段。

  この宿の傍に、大きなる栗の木陰をたのみて、世をいとふ僧あり。
  橡ひろふ太山もかくやと閒に覚られて、ものに書きつけ侍る。其詞

   栗といふ文字は西の木と書いて、西方浄土に便ありと
   行基菩薩の一生、杖にも柱にもこの木を用い給ふとかや。

 栗の花は地味で目立たず、世人も目をとめて見ることもないが
 そんな栗の花のような人こそいいんじゃないでしょうか。

 地味で見た目はちょっとだけど
 秋にはおいしい栗がたくさん食べられますよ。

 そういえば先日、福岡中小企業家同友会の新春講演会での話。
 中小企業経営にとっては「闘かわない経営」がお奨め。

 競合他社と闘かわないためには
 ポジショニングが大事だそう。

 修行や神頼みにいくまえに、まずは見方を変えてみましょうよ
 そうすれば、運命の人が見つかるかもよ(芭蕉)。

             ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳

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