春の七種の別名「若菜」は、『源氏物語』の巻名にも。
長いので、上(34帖)、下(35帖)に分けられてます。
源氏40歳を祝う盛大な祝宴の際
玉鬘が長寿を祝う若菜を源氏にプレゼント。
王朝時代も、若菜にはやはり邪気を払い万病を除くという
呪術的な意味があったんですね。
これをうけて源氏が詠んだ歌。
(これが巻名の由来に。)
小松原 末のよはひに 引かれてや
野辺の若菜も 年を積むべき
源氏は社会的には絶頂です。
でもプライベートでは…
引退前の帝の希望で、女三の宮を新妻にむかえることに。
これにより最愛の紫の上との間に亀裂が
さらに、おいの柏木に新妻を寝取られることに。
…と若菜の効き目もあまりなさそう。
年末に「源氏物語 千年の謎」
をみました。
なにが紫式部に『源氏』を書かせたのか?
これが千年の謎。
事務所でもミタ人が複数いて
面白い、面白くないと評価がわかれていました。
なぜなのか?
よし、ひとつ自分の目でみて確かめてみよう、と。
さて私の評価は?
これは「ワカンナイ」ままにしておきましょう(そんなワカナ)。
ちくし法律事務所 弁護士 浦田秀徳
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