読書の師匠の薦めで、グラミン銀行を創始した
ムハマド・ユヌス氏の自伝を読んだことがありました。
グラミン銀行は、バングラデシュで、貧困層を対象にした無担保融資を
主に農村部で行い、高利に苦しむ女性の自立をたすけています。
ムハマド・ユヌス氏はこの活動が認められ
ノーベル平和賞などを受賞されています。
福岡県中小企業家同友会のNPO交流・ソーシャルビジネス特別委
(第2回)で、九大の岡田昌治教授のお話をうかがいました。
ムハマド・ユヌス氏と親しい岡田教授のお話ですから
本から得られる知識とはちがう、生きた情報というのが得られました。
今回、ムハマド・ユヌス氏は来日され
7月21日~23日にソーシャル・ビジネスのフォーラムを開催。
23日(土)13:00~九大でも
公開シンポが開かれるようです。
テーマは、「ソーシャル・ビジネスを活用した東日本大震災の
被災者の自立復興支援」です。
ソーシャル・ビジネスとは、政府の財政が逼迫するなか、社会的な課題を
ビジネスの手法で解決していこうというもの。
東日本大震災の被災者の方々の自立復興支援を政府だけでやっていくのは
限界もあるでしょうし、不都合もあるでしょう。
それを補完するような素晴らしい方策が熱心に議論されることを
願ってやみません。
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